8月20日(水)、山陽小野田市立中央図書館において第60回サイエンス・カフェが開催されました。中央図書館より以下のレポートが届きました。
今回は「その命を救いたい」をテーマに、惠谷 誠司先生(生涯学習センター長・薬学部薬学科)が案内人を務め、国際緊急援助医療チームによる災害時医療支援での薬剤師としての経験を踏まえ、被災地における薬剤師の支援業務、災害への備えなどについて語っていただきました。約30名の参加があり、「災害時における薬剤師の役割の重要性を再認識した」「国際緊急援助医療チームが活動する環境の厳しさには驚かされた」などの感想をいただいております。
参加された方々は、惠谷先生の丁寧な説明を通じて、災害時どのような医療支援が行われるのか、その裏側を学ぶことができ、より詳しく話を聞いてみたいという方も多くいらっしゃいました。
また今回は、サイエンス・カフェが開講10周年を迎えた記念すべき回なので、本学の研究室見学も行いました。参加者の皆様は、普段は入ることのできない研究室で、教員や学生から研究内容や研究器具の使用用途等の説明を受け、大学での研究や学びに大いに関心を深めた様子でした。
隔月で開催されるサイエンス・カフェ、次回は10月 佐伯 政俊先生(工学部応用化学科)のご登壇を予定しております。ホームページでもお知らせしますので、ぜひご参加ください。
高校生、大学生の参加もお待ちしています。進路形成、研究活動の参考として、どうぞご利用ください。
サイエンス・カフェを通じ、本学教員による研究成果が、市民のみなさんの「知」への興味・関心を深める、又は苦手意識を和らげる、そのきっかけになれば幸いです。
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